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ブチハイエナの飼育日記|生後日数274から374の日記
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とーふはお兄ちゃん 10月11日/生後日数374

とーふはオスでした。

 

ブチハイエナは、外陰部がオスとメスで非常に似ているため、外見で性別を判断するのが困難です。

とーふが生まれてから、毛を採取してそのDNAを調べることで性判別を行いましたが、明確な結果が得られませんでした。

そのため先日、健康診断を兼ねてとーふに麻酔をかけ、より正確な結果を得るために採血してそのDNAを調べました。

その結果とーふはオスであることがわかりました。

 

今年8月に生まれた双子は、帝王切開だったため出生直後に採血を行い、共にメスであることがわかっており、3頭は「兄妹」ということになりました。

 

長らくとーふの性別を気にしていて下さった方々もいらっしゃると思いますが、これでやっと胸のモヤモヤが晴れました。

 

メスが上位のブチハイエナの群れですが、今後群れの中でブッチーととーふの順位はどうなるのか?妹たちに抜かれる日は来るのか? こりゃ目が離せませんね。

 

 最近お父さんにそっくりです。 手前とーふ 奥ブッチー

1年間、成長の様子をお伝えしてきましたが、とーふも無事1歳になりましたのでこのページを終了させて頂きます。

お付き合いありがとうございました。

今後も双子のページでとーふの様子もお伝えしていきたいと思います。

これからもよろしくね。

1歳になる 10月2日/生後日数365

とーふの初めての誕生日です。

 

誕生日祝いにケーキを作りました。

エサをひとりで食べるようになってから、少しお腹かポッコリしてきたとーふ。

ケーキを全部肉にするわけにはいかないので、丸太の土台に肉を飾りました。

制作時間は1時間10分。

その内1時間は丸太を切っていました。

近くに電源がなかったので手ノコで。

途中で20回くらいやめようかと思いましたが、とーふの晴れの日ですので何とか切りました。

 

お決まりの馬肉バラ(薔薇)を飾って完成です。

あっという間に食べてしまいましたが、一日中ブッチーと土台や葉っぱのお皿で遊んでくれていて、パティシエ冥利に尽きました。

   

双子が生まれ、とーふのことをあまり気にかけてあげられないこの頃ですが、一時家出が続いていたこと以外は、こちらに心配をかけることもなく育ってくれています。

とーふおめでとう!!

不良少年(少女?) 8月20日/生後日数322

とーふが夜、帰って来なくなりました。

この日、エナの帝王切開の手術があり、陣痛促進剤や麻酔を打つ時にエナは怒って激しく鳴きました。

また麻酔のかかったエナを病院に連れ出すために多くの職員が獣舎に入りました。

このいつもと違う異様な雰囲気でとーふは完全に警戒してしまい、寝室に帰ってきたのは19:30頃でした。

その後も獣舎では術後のエナの様子を見たり、双子とエナの同居を行ったりでいつもと違う雰囲気の日が続いたため、とーふの警戒心は和らぎませんでした。

それでも時間をかけて騙し騙し寝室に戻していましたが、ついに8月26日、完全に帰ってこなくなりました。翌朝のとーふは外で過ごしたことを何とも思っていないどころか、むしろ快適だったようで、ケロッとしていました。

その後も寝室に帰りにくい状態がしばらく続きましたが、5日程してエナへの処置が落ち着いてくると、ちゃんと寝室に帰ってくるようになりました。

まだ母親と行動する時期のとーふにとって、ひとりで寝室に帰らなくてはならない心細さもあったのかも知れません

父子ふたり 8月12日/生後日数314

この日からとーふはしばらくエナに会えないことになりました。

エナの出産予定日が近づき展示を中止したためです。

時はさかのぼって7月、とーふは夜間、顔に細かい傷を負うことが増えていました。

妊娠しているエナの追い出し行動と考えられました。

そして23日、とーふはエナと初めて別々の部屋で寝ることになりました。

最初のうちは完全に分けず、寝室間を格子にし、姿を確認できるようにしました。

寝室に収容し、エサを食べている最中は互いにチラチラ見てはいるものの静かでしたが、食べ終えるととーふは「キューキュー」鳴きエナを呼び、エナも「ム゛ーム゛ー」鳴いて応えていました。

翌日一緒に展示場に出した際、先に出たとーふはエナの寝室の前でエナが出てくるのを待っていました。

エナが出てくるとお腹の下に潜り込み、「ハニャハニャヒーヒー」という謎の鳴き声を上げながらゴロゴロ転がっていました。

そして、「悪いことはみんなブッチーのせい。分けられたのもブッチーのせい。」とばかりに、なぜかしばらくブッチーが母子に追いかけられたのでした。

しかしその日の夜には、エナもとーふも落ち着き互いに鳴くことはありませんでした。

話しは戻って8月12日。

夜間分けた時にとーふもエナも、穏やかではなかったので、一日中会えなかったらまた落ち着きを無くすんじゃないかと思っていました。

またエナが統率していたものが崩れ、父と子の関係も崩壊し、闘争になったらどうしようかとも思いました。

そしていつも通りブッチー→とーふの順で展示場に出し、次は普段ならエナの番です。

エナは扉が開かないので「なんで?」といった様子で外に向かって鳴いていましたが、父子はほとんど気にする様子はありませんでした。

その後もエナが気の毒になるくらい、こちらが拍子抜けするくらい父子は仲良く、それはそれは仲良く過ごしています。

   

しばらくあえないけど お父さんと仲良くね                                 おかげさまで仲良くやってます

トンネル開通 8月1日/生後日数302

暑い日が続きます。

全国の最高気温を記録した高知県、ブチハイエナ達もかなり暑そうです。

そこで屋外展示場に日よけのためのトンネルを開通させました。

 

このトンネルは日よけとしてだけでなく、今後とーふが成長し更に自我が目覚めた時、また新しい群れの仲間が増えた時にも非常に重要な役割を果たします。

ヒトでもどんなに仲が良くとも一日中顔を合わせていれば、どうしてもケンカになることがあります。

野生でも群れだからといって一日中一緒にいるわけではありません。

そこでこのトンネルが個体間の目隠しとなり、また万が一ケンカになってしまった時に円運動を可能にすることで、追い詰められて大きなケガになるような事態を防ぎます。

 

トンネル開通後、初めての放飼。

新しい物との出会いは毎度お馴染み「へっぴり腰」。

 

慣れるとみんな思い思いに利用しています。

エナは雨よけに。

 

一番気に入っているのはとーふで、意味もなく何度も中を走り抜けていました。

プライドロックならぬ、クランロックです。

今日のプールは見学します7月5日/生後日数274
長いことご無沙汰してしまいましたが、3頭とも元気で仲良くやっております。

7月に入りいよいよ夏本番という感じのこの頃ですが、ハイエナ達の水浴びも激しさを増しています。
冬でもプールに入ることがあるブチハイエナですので、暑い日には一日中水に浸かっていることもあるくらいプール好きです。

3頭ともプールには入るのですが、エナやブッチーと比べるととーふの利用率は低いように感じます。
この日もブッチーとエナがプールで激しく遊んでいましたが、とーふは、子どもの海水浴をパラソルの下で見ているお母さんみたいな様子です。
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なかなか参加しないとーふをビショビショのエナが度々誘いに行きますが、プールには入りません。

産まれた時から妙に淡々とした大人っぽい子どもという印象でしたが、若く、はしゃぎたい盛りの両親との温度差が何とも不思議な家族です。


もちろんとーふもプールに入ることはあり、3頭で誰が誰だかわからなくなるくらいもみくちゃになっていることもあります。

これからますます暑くなりますが、涼を感じに水遊びするブチハイエナを見にきませんか?
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