日本在来馬の一種で、現在の愛媛県今治市乃万地区を中心に古くから飼育されていました。蹄が硬く力も強いことから農耕馬として田畑を耕したりミカンの収穫などに使われていましたが、農業の機械化が進んだことで需要がなくなり一時は6頭まで減少しました。その後、今治市が立ち上げた野間馬保存会の保護活動によって現在は約80頭まで回復しています。のいち動物公園はこの保護活動に賛同し、平成21年より飼育を行っています。

イギリスのシェトランドポニーが南アメリカで改良されて誕生した小さな馬で、体高（地面から肩までの高さ）は90cmほどしかありません。昔は労働馬として利用されていましたが、現在では愛玩用の馬として人気です。