アフリカ・オーストラリアゾーン

ミーアキャットSuricate,Meerkat

ミーアキャット
特徴・概要

見かけによらず、鋭い歯・頑丈な爪を持っています。特に前肢の爪が発達していて穴掘りが得意です。地中にトンネルを掘り,家族で生活します。見張り・子育て・狩りなどの役割を交代しながら暮らしています。

ワシントン条約による分類 規制対象外
英名 Suricate,Meerkat
学名 Suricata suricatta
分類 食肉目 マングース科
体長 25〜30cm
体重 700〜900g
生息地 アフリカ/南アフリカ、アンゴラ、ナミビア

高い所に立ち上がり、周りをキョロキョロと見渡す行動が良く観察されます。これは天敵から群れを守るための見張りの行動で、毎回群れの中の1頭が行っています。 また、時々体温を上げるために太陽に向かって日なたぼっこしている姿も特徴的です。

飼育係から一言

食性は雑食性で、野生では昆虫やヘビ、サソリといった小動物を食べます。
動物園では動物園用の餌(馬肉、バナナ、リンゴなど)以外に、コオロギやワーム(ゴミムシダマシ科の幼虫)を与えています。やはり、食べっぷりが違います。

飼育員

ウラ情報

ミーアキャトの社会はメスを中心とした群れ社会のため、メスが複数いると激しく闘争してしまいます。子を産む権利があるのは上位のメスだけなので、その順位を巡って母と娘でも闘争になってしまうこともあり、親子を分離するなどして防いでいます。
 

ギャラリー

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