ジャングルミュージアム

フタユビナマケモノTwo-toed Sloth

フタユビナマケモノ
特徴・概要

ほぼ完全な樹上性で逆さにぶら下がって行動します。そのため地上ではうまく行動できません。フタユビとは前肢の爪が2本であるところからつけられています。動作はきわめてゆっくりしていて、1日のうち約20時間は眠っています。

ワシントン条約による分類 規制対象外
英名 Two-toed Sloth
学名 Choloepus didactylus
分類 有毛目 フタユビナマケモノ科
体長 60〜70cm
体重 4〜8kg
生息地 中央アメリカからブラジル北部の熱帯雨林

ナマケモノは1日のほとんどを眠って過ごしますが、時々起きて餌を食べたり、木の上をゆっくりと移動することがあります。特に餌が与えられる夕方頃はよく動く時間帯なので、観察のねらい目です。

 

動物のプロフィール

アミーゴ

アミーゴ

性別 オス
生まれた場所 ガイアナ

1996年1月22日来園。キュウより毛色が濃い。

キュウ

キュウ

性別 メス
生まれた場所 ガイアナ

2010年3月27日来園。目が大きい。2021年現在までに6頭の子を出産。穏やかな性格。

フウ

フウ

性別 不明
生年月日 2021年11月22日
生まれた場所 のいち動物公園

キュウのお腹に抱きついている。子どもなので、こげ茶色の体毛をしている。
※フウは2023年3月8日に神戸どうぶつ王国に搬出しました。

ウラ情報

いろいろ食べます
ナマケモノは本来木の葉を主食としますが、のいちではコマツナ、ハクサイ、リンゴ、食パン、サツマイモ、ジャガイモ、インゲンなどいろいろな種類の餌をあげています。


ナマケモノは「怠け者」?
いつも眠っているために気の毒な名前を付けられたナマケモノですが、彼らが眠ってばかりなのには正当な理由があります。ナマケモノは他の動物に比べて体に備わる筋肉が少ない生き物です。そのため、大きなエネルギーを必要とする激しい動きは苦手です。できる限りエネルギーを節約するためには、じっと動かず眠るのが最も賢く効率的なのです。彼らは「ナマケモノ」ですが、決して「怠け者」ではないのです。
 

ギャラリー

動物のサポーターになりませんか?

動物サポーターとは、お好きな動物の餌代を支援していただき、里親として動物たちに愛着を持っていただこうとするものです。
サポーターになっていただくと、素敵な特典もございます。