BSBCC支援募金

東南アジアの熱帯雨林を主な生息地とするマレーグマは、近年、森林伐採や密猟などの影響で個体数が激減し、絶滅危惧種に指定されています。長年マレーグマを飼育してきた当園では、マレーグマの生息域の環境保全活動の第一歩として、2024年2月22日にボルネオ島においてマレーグマを保護し野生復帰を目指すボルネオマレーグマ保護センター(以下「BSBCC」) とマレーグマの保全についてのパートナーシップを締結しました。
そのパートナーシップの目的の一つである、BSBCCの活動支援のため、「BSBCC支援募金」を開始しました。
ご賛同いただける方は、下記よりお申し込みいただき、ご支援を賜わりますようよろしくお願いいたします。


高知県立のいち動物公園でのマレーグマの飼育について

当園は、1995年のジャングルミュージアムオープン当初からマレーグマをペアで飼育してきました。オスの「ワンピイ」とメスの「タオチイ」の間には、これまで国内最多の6頭が繁殖し、全国各地の動物園で飼育されています。しかし、2021年に「タオチイ」が、2023年には「ワンピイ」が死亡し、現在はマレーグマの展示を休止している状態です。また、国内の動物園において近年、繁殖はなく、展示を継続できるか否かの岐路に立っています。
そこで、BSBCCと連携することにより、マレーグマの生息域の保全とあわせて当園においても将来的には域外保全に協力し、動物園の役割の一つである種の保存に貢献します。



BSBCCについて



マレーグマの生息地の一つであるボルネオ島は、日本の約2倍の面積を持つ世界で3番目に大きい島で、マレーシア、インドネシア、ブルネイ王国の3国の領土です。BSBCCは、そのマレーシア領に位置します。
マレーグマは世界最小のクマで、体が小さいため違法なペット取引や密猟、生息地の森林伐採等で急激に数を減らし、現在は絶滅危惧種となっています。BSBCCでは、こうした危機的状況にあるマレーグマの保護や野生復帰に向けたリハビリを行っています。代表者を務めるウォン シュ テ 博士の元、30数名のスタッフが40頭を超えるマレーグマを飼育し、保全に貢献しています。



BSBCCの目標

◆保護されたマレーグマを飼育、リハビリし野生復帰させる資源、能力の確保
◆野生復帰することのできない個体に、長期的に良い飼育環境を提供
◆マレーグマについて教育、普及活動を行う
◆研究、種の周知、生息地の保護を通してマレーグマの保護を強化する


いま、マレーグマたちが置かれている環境は、人の活動が大きく影響しており、マレーグマを保護するBSBCCの活動は重要です。ご賛同いただき、ご支援いただきますようよろしくお願いいたします。

お申し込み方法

お申し込み方法:下記の応募フォームよりお申し込みください。
お支払い方法:各種クレジットカード・Apple Pay・Google Payをご利用いただけます。
募集期間:第一期 令和7年3月31日まで
募金額:1,000円以上
※誠に勝手ながら、1,000円未満の募金はお申し込みいただけませんのでご了承ください。

各種クレジットカード・Apple Pay・Google Payをご利用の方は、下記のボタンからお進みください。

BSBCC支援募金

このほか、銀行振り込みでもお申し込みいただけます。

支援募金の振込先
金融機関名 四国銀行 野市支店
口座名義  BSBCC支援募金 のいち動物公園協会 事務局長 仲田忠信
口座番号  普通預金 5195359
※振込手数料はご負担いただきますようお願いいたします。

のいち動物公園 BSBCC支援募金に関するお問い合わせ
TEL:0887-56-3509
受付時間 午前9時30分~午後5時