のいちとボルネオをつなぐ~マレーグマファンあつマレー第3弾~「ボルネオ島のマレーグマへ想いを絵にして届けよう!!」
5月16日は「世界マレーグマの日」です。皆さんは「マレーグマ」という動物をご存知ですか?
マレーグマは東南アジアの熱帯雨林に生息する世界最小のクマで、密猟や生息地の破壊等により生息数が激減し、現在は絶滅危惧種に指定されています。
長年マレーグマを飼育してきた当園では、マレーグマの生息域の環境保全活動の第一歩として、2024年2月、ボルネオ島においてマレーグマを保護し野生復帰を目指すボルネオマレーグマ保護センター(以下「BSBCC」) とマレーグマの保全についてのパートナーシップを締結しました。
その保全活動の一環として、BSBCC支援募金の設立や(一社)ボルネオマレーグマ保護センタージャパン(BSBCC Japan)と協力して夏休み企画展や「のいちとボルネオをつなぐ~マレーグマファンあつマレー~」イベントを実施してきました。
そして、2025年の「世界マレーグマの日」イベントでは、皆さんのマレーグマへの想いを絵にしていただき、BSBCCへ届ける企画を実施します!
応募いただいた作品は、BSBCCで展示していただきます。さらに、2025年5月18日(日)13:00~の当園開催の「世界マレーグマの日」イベントにて、ボルネオ島のBSBCCと中継を結び、展示された作品を紹介します。その中から計4名様に素敵なマレーグマグッズをプレゼント!
※5月18日(日)の当園でのイベント詳細につきましては、後日お知らせいたします!
マレーグマファンの方も、初めてマレーグマを知ったという方も、今回の企画を通してボルネオ島で暮らすマレーグマの現状や保全について考えるきっかけとなれば幸いです!
皆さんのご応募をお待ちしております!!
応募票のダウンロード
5月16日は「世界マレーグマの日」
「世界マレーグマの日(International Sun Bear Day)」は、2015年5月16日に保護個体の最初の野生復帰を行った記念として、さらに絶滅危惧種マレーグマと生息環境の熱帯雨林の現状を伝えるために、2016年に制定されました。制定者は、BSBCC代表のウォン シュ テ博士です。
マレーグマの現状について
なぜ、ボルネオ島のマレーグマの減少が止まらないのでしょうか?それは私たちの関心の低さも大きな原因の一つでもあります。
世界的な保護が必要とされる種でありながら、次のような現状があります。
マレーグマがいなくなると、どうなるの?
ボルネオの森で生息するマレーグマ。実は、マレーグマはボルネオの森を豊かにする重要な4つの役割を果たしています。
彼らがいなくなると、ボルネオの豊かな森はどうなってしまうのでしょうか。
BSBCCの取り組み
BSBCCでは、こうした危機的状況にあるマレーグマの保護や野生復帰に向けたリハビリを行っています。代表者を務めるウォン シュ テ 博士の元、30数名のスタッフが40頭を超えるマレーグマを飼育し、保全に貢献しています。