動物ニュース

2025年4月12日、シロテテナガザルの「チャコ」(38歳・メス)が死亡しました。
「チャコ」は昨年末から食欲の低下などがみられ、年明けの検査の結果、重度の腎不全であることが判明しました。年齢や種の特性を考慮して検討した結果、リスクを伴う麻酔や隔離しての治療を行わず、できる限り獣舎での家族との生活を優先する方針で治療を行っていました。「チャコ」自身が展示場に出たい時は出て行き、帰りたい時には獣舎の寝室に戻れるように展示をしていたため、来園者の皆様にはご覧いただけなかった時もあったかと思います。
1991年の開園時には、推定5歳で来園し、これまで5頭の子どもを授けてくれました。
「チャコ」長い間、お疲れさまでした。ありがとう。


「チャコ」(メス)


家族と一緒に 中央が「チャコ」