動物ニュース

8月28日午後7時半頃、カリフォルニアアシカの「キュッキュ」(雌)が亡くなりました。収容後の急な体調悪化による突然死であり、死因については現在検査中です。昨年の12月20日に2歳で大阪の天王寺動物園よりブリーディングローンにより来園したばかりで、当園の施設にも慣れて元気に過ごしていた矢先の出来事に残念でなりません。
「キュッキュ」は新しい環境に対して適応能力が高く、積極的に行動する性格で、自ら獣舎の扉を開けようとしたり、狭い場所に果敢に入って行こうとする姿が印象的でした。他のアシカたちに対しても臆することなく、大きな声をあげて自己主張しながらみんなと仲良く過ごしていました。また手渡し給餌、フンタッチ、点眼などのトレーニングを通して飼育担当者とも信頼関係を築き上げていたところでした。
突然の訃報にみなさまも大変驚かれたことと思います。私たちも信じられない気持ちでいっぱいです。今まで「キュッキュ」を応援してくださった皆様、ありがとうございました。