動物ニュース

2月3日未明、レッサーパンダの「カイ」(メス)が死亡しました。17歳でした。1月中旬から体調を崩したため展示を休んでバックヤードで治療を続けていました。最近は自力での起立や歩行が難しくなり、長らく患っていた緑内障が悪化しても、一生懸命餌を自分で食べながら、最後まで頑張ってくれました。死因は肝機能の低下、循環不全等が疑われていますが、詳しくは現在調査中です。
2005年7月1日に父「ヨウヨウ」と母「フウ」の間にのいちで生まれ、他とは異なるおっとりとマイペースな仕草や動きで長年多くの方から愛されました。バックヤードでの療養に入る直前まで、展示場でひなたぼっこをしたり、他の個体と毛繕いをし合っている微笑ましい姿も見せてくれていました。
カイ、よく頑張りました。本当にお疲れ様でした。


2023年1月撮影


若い頃


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