園内で見られる昆虫たち

園内でみられるチョウの仲間


モンシロチョウ

(シロチョウ科)
 学名 Pieris rapae
 


イシガキチョウ

(タテハチョウ科)
 学名 Cyrestis thyodamas
 


ホシミスジ

(タテハチョウ科)
 学名 Neptis philyra
 


アオスジアゲハ

(アゲハチョウ科)
 学名  Graphium sarpedon
 


アサギマダラ

(マダラチョウ科)
 学名  Parantica sita
 


カラスアゲハ

(アゲハチョウ科) 
 学名 Papilio dehaanii
 


ツマグロヒョウモン

(タテハチョウ科)
 学名 Argyreus hyperbius
 


ムラサキシジミ

(シジミチョウ科)
 学名 Arhopala japonica
 


 当園に飛来するアサギマダラ


海を渡るチョウ「アサギマダラ」の飛来

アサギマダラは、日本列島を春に北上、秋には南下し、世代交代しながら渡りをする不思議なチョウです。ふわふわと空を舞う姿は大変優雅ですが、その飛翔能力は海を越えて2,000km以上の旅をするほどのパワーがあります。毎年10月上旬になると自然散策路のアザミやツワブキに飛来します。


キジョランの葉の裏に産み付けられた卵


1齢幼虫 アサギマダラは幼虫で越冬します。


5齢幼虫 



 


園内でみられるトンボについて


ギンヤンマ

(ヤンマ科)
 学名 Anax parthenope julius
 


コヤマトンボ

(ヤンマ科)
 学名 Macromia amphigena
 


ミヤマアカネ 

(トンボ科)
学名 Sympetrum pedemontanum elatum   ※写真はメス


シオカラトンボ

(トンボ科)
学名 Orthetrum albistylum speciosum


園内でみられるバッタについて


ショウリョウバッタ

(バッタ科)
 学名 Acrida cinerea
 


エンマコオロギ

(バッタ目 コオロギ科)
学名 Teleogryllus emma


クチキコオロギ

(バッタ目 マツムシ科)
学名 Duolandrevus ivani


 


園内でみられるセミについて


アブラゼミ

(セミ科)
 学名  Graptopsaltria nigrofuscat
 


ニイニイゼミ

(セミ科)
 学名 Platypleura kaempferi
 


ツクツクボウシ

(セミ科)
 学名 Meimuna opalifera
 


クマゼミ

(セミ科)
学名 Meimuna opalifera
 


ミンミンゼミ

(セミ科)
 学名  Terpnosia vacua
 


 


園内でみられるカミキリムシについて


オオシロカミキリ

(カミキリムシ科)
 学名 Olenecamptus cretaceous cretaceous Bates
 


ゴマダラカミキリ

(カミキリムシ科)
 学名 Anoplophora malasiaca
 


チャイロホソヒラタカミキリ

カミキリムシ科
学名 Phymatodes testaceus (Linnaeus,1758)


その他


コクワガタ

(クワガタムシ科)
 学名 Dorcus rectus
 


ヒラタクワガタ

(クワガタムシ科)
 学名 Dorcus titanus
 


カブトムシ

(コガネムシ科)
学名 Trypoxylus dichotomus


アオカナブン

(コガネムシ科)
 学名 Rhomborrhina unicolor
 


カナブン

(コガネムシ科)
 学名 Rhomborrhina unicolor


マイマイカブリ

(オサムシ科)
 学名 Damaster blaptoides


キマワリ

ゴミムシダマシ科
学名 Plesiophthalmus nigrocyaneus


コガネムシ

コガネムシ科
学名 Mimela splendens


クロコガネ

コガネムシ科
学名 Holotrichia picea


タマムシ(ヤマトタマムシ)

タマムシ科
学名 Chrysochroa fulgidissima


ウバタマムシ

(タマムシ科)
学名 Chalcophora japonica


クチキムシ

クチキムシ科
学名 Allecula melanaria Maklin


オオクモヘリカメムシ

(ヘリカメムシ科)
学名 Anacanthocoris striicornis (Scott)


クサギカメムシ

(カメムシ科)
学名 Halyomorpha halys


ハンミョウ

(オサムシ科)
学名 Cicindela japonica


アカガネサルハムシ

(ハムシ科)
学名 Acrothinium gaschkevitchii


ケラ

(ケラ科)
学名 Gryllotalpa orientalis


キボシアオゴミムシ

(オサムシ科)
学名 Chlaenius posticalis Motschulsky


園内でみられる陸生ホタルについて


・日本に生息するホタル科(Family Lampyridae)の仲間は約50種とされ、大半は西南諸島に生息しています。
・幼虫期も含めた一生の全期間、陸上に住むものを「陸生ホタル」といいます。私たちがよく知っているゲンジボタルなど、幼虫期を水中で過ごすホタルはわずか3種で、ほとんどが陸生ホタルの仲間なのです。
・四国には、この陸生ホタルが8種類ほど生息するとされています。
・ヒメボタル(Luciola parvula)を除いて成虫が群れたり、強く発光することはありません。このため生態はもちろんのこと、存在さえあまり知られていないのです。


 


園内で観察された陸生ホタル4種



カタモンミナミボタル
Drilaster axillaris
♂7mm



ヒメボタル
Luciola parvula
♂8mm

ヒメボタル生息調査 2022~2023



オオマドボタル
Pyrocoelia discicollis
♂11mm



オバボタル
Lucidina biplagiata
♂10mm


 


オオマドボタルとは


・近畿より西の本州、四国、九州に広く分布しています。高知県でも東は室戸市から西は大月町まで、各地で確認しています。
・前胸部の前端左右に透明な部分(種名の由来)があります。
・成♂の前胸部中央には赤斑があります。
・成♀には羽根がないため飛べません。
・幼虫は餌の陸生貝類を求めて草木にはい上がり発光するため、比較的見つけやすい。
 



幼虫(25〜35mmほどに育つ)



ウスカワマイマイを食べる幼虫



成♂