写生コンテスト 令和6年度
のいち動物公園では園内で写生した作品のコンテストを実施しています。
第32回写生コンテスト受賞作品

園長賞 ワオキツネザル
作者/川﨑敬心さん
泉野小学校2年
正面からのワオキツネザルが大きく中心に描かれていて、日光浴が大好きな動物であることが伝わってきます。特に眼が特徴的で、ワオキツネザルの姿をよく観察していることがうかがえました。展示場で咲いているアメリカデイゴの赤い花を、おそらくリンゴに見立てて描いたことにより全体が明るい印象になっています。いろいろな色彩がたくさん使われていますが、ワオキツネザルのグレーとホワイトが、色鮮やかすぎないよう上手く抑えとなっています。ワオキツネザルの表情もいきいきとしており、動物のことが大好きで絵を描くことも楽しくてたまらないという気持ちが伝わる作品です。

審査員特別賞 レッサーパンダ
作者/恒石真穂さん
香我美小学校6年
6年生らしいまじめで緻密な絵です。特に体や尾の毛並みの質感の表現がとても上手に描かれています。レッサーパンダを足や尾がはみ出るくらい堂々と大きく描いて迫力があり、顔の表情もとてもかわいらしいです。絵の具(ビリジアン)の色味は強く、緑の表現はとても難しいですが、重色や混色を使い上手かつ丁寧に背景の緑を描かれています。絵から制作者の真面目な性格がうかがえる作品です。

オニオオハシ賞
作者/神田彩乃さん
野市小学校1年

フクロウ賞
作者/藤永葵葉さん
旭東小学校1年

ハイエナ賞
作者/玉川芽樹さん
介良潮見台小学校1年

チンパンジー賞
作者/濵口誠翔さん
泉野小学校2年

カワウソ賞
作者/北山怜莉さん
泉野小学校2年

レッサーパンダ賞
作者/宮本和さん
泉野小学校2年

アナホリフクロウ賞
作者/池澤未由希さん
泉野小学校2年

ハシビロコウ賞
作者/坂本翔生さん
旭東小学校2年

ツメナシカワウソ賞
作者/藤戸仁菜さん
野市小学校3年

レッサーパンダ賞
作者/松木嵐さん
吉川小学校3年

ペンギン賞
作者/若江拓未さん
国府小学校3年

ニホンリス賞
作者/及川悠月さん
多ノ郷小学校3年

レッサーパンダ賞
作者/今田音那さん
香我美小学校4年

ペンギン賞
作者/湯浅暖さん
野市小学校4年

チンパンジー賞
作者/溝渕黎さん
山田小学校5年

カワウソ賞
作者/松岡なる実さん
絵画教室のいち5年

キリン賞
作者/古谷穂花さん
介良潮見台小学校5年

パンサーカメレオン賞
作者/松本結衣さん
藍住東小学校6年

チンパンジー賞
作者/西村優希さん
香我美小学校6年

フラミンゴ賞
作者/島内七実さん
絵画教室のいち6年
写真コンテスト概要
募集期間 | 令和6年9月1日〜10月31日 |
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参加資格 | 小学生 |
応募作品
の内訳 |
応募者総数 888名
※昨年:908名
参加団体数 30団体
※昨年:34団体
個人参加数 15名
※昨年:29名 |
展示期間 | 令和6年12月8日(日)〜令和7年1月26日(日) |
審査員 | (敬称略、順不同) 山岡 良仁:高知市立春野東小学校元校長
児玉 富貴子:芸術学園幼稚園元園長
本田 祐介:高知県立のいち動物公園元園長 |
全体講評
今年は、昨年度に比べて応募数は少なくなっていたものの、それぞれの学年に応じた、動物から愛を感じる作品を多く見ることができました。高学年は高学年らしい丁寧で動物をよく観察し表現された絵を、低学年ではのびのびと自由に動物を見て感じた感受性がそのまま伝わってくる絵を中心に選ばせていただきました。一部の作品では、先生が普段から子どもたちと明るく接しているという学級経営が絵に現れているクラスもあり、審査をしていてとても楽しかったです。絵を描く時間は楽しい、動物とふれあうことは楽しいという気持ちを絵に表現することで、さらにより良い作品になることでしょう。
毎年行われているこの写生コンテストで、子どもたちは動物と気持ちを通じ合わせることができ、動物を描くチャンスがあることは、恵まれておりとても良いことだと思います。小さい頃から優しい心を育てる事はとても大切なので、絵を通してその優しい気持ちを育ててほしいです。