「盛大に祝いました」
ワオキツネザル
先日3月16日、子ども「ワカバ」はめでたく1歳となりました。当日は休園日でしたが、その直前の14日・15日には「春のワオ祭り!」と題してイベントを行いました。「ワカバ」が生まれた当初のエピソードを写真を交えながら紹介し、15日のガイドトーク後には「シイバ」と「ワカバ」に特製ケーキをプレゼントしました。ここまで無事に育った「ワカバ」を祝うことはもちろんですが、「ワカバ」を産んでくれた「シイバ」も労うお祝いとなりました。そして人工哺育となり、生まれて間もない「ワカバ」の小さく可愛らしい姿を皆さんにお見せできなかった当時の悔しさを少しでも昇華させ、暖かく応援いただいた感謝を伝えるという意図もありました。もちろん、当初早朝から夜遅くまで交替で「ワカバ」にミルクを与え、体調不良の際にも全力で支えてくれた関係飼育係や獣医にも、元気な「ワカバ」の姿を見せることで報いることができたかなと思います。今やすっかりオトナたちに混ざって一人前のワオキツネザルに成長した「ワカバ」の姿を見ていると、1年前の弱々しく少しのことで命を落としそうだった「ワカバ」がここまで大きくなったのか、と胸が熱くなるような思いです。
イベントの解説では、少しでも当時の「ワカバ」の姿をリアルに想像してもらうため、生まれた当初のワカバの体重(1日齢、約66g)と現在の体重(イベント時1,970g、約30倍!)をそれぞれ再現したおもりを皆さんに持ってもらいました。他にも小さなぬいぐるみのお腹にすっぽりと収まり抱きついていた「ワカバ」の写真と、その抱きついていたぬいぐるみの実物を並べて見せると、より当時の「ワカバ」の小ささが伝わったのか、「そんなに小さかったのに、(展示場にいる「ワカバ」を見て)こんなに大きくなるのか…」と皆さん驚いていました。
長いようであっという間だった1年間、「ワカバ」は持ち前のタフな心身で乗り越え、私たちの心配をよそに健全に成長してくれました。今回皆さんに温かく見守ってもらいながら節目を祝えたことは、本当に嬉しく思います。今後も「ワカバ」と、「ワカバ」と深くかかわる当園のワオキツネザルたちを、応援していただきたいと思います。































