【園長ブログ】「2025年ふり返り」
園長ブログ
さてさて、今年最後の更新となります。ということで、2025年をざっくり振り返ってみましょう!はい、やはり今年はありがたいことに繁殖、繁殖の一年でした。2月のフタユビナマケモノを皮切りに3月はアミメキリン、アメリカビーバー、5月にはミナミコアリクイ、6月はマンドリルにカリフォルニアアシカ、その後爬虫類2種を挟んでコツメカワウソと、まさにベビーラッシュの一年でした。もう本当に動物たちに感謝、感謝です。もちろん適切な飼育管理をしてくれた飼育スタッフあってこその結果です。
それから、3月のシロオリックス、ガイアナカイマントカゲという初登場の動物もいました。残念ながら12月にカイマントカゲは死亡してしまいましたが、それぞれサバンナやジャングルミュージアムを十分盛り上げてくれました。
その他、動物以外でも7月には台北市立動物園と友好協定を締結し、8月には台湾からの研修生3名を2週間受け入れるという海外交流の話題もありましたね。
こんな感じでまさに絶好調の中、一つだけ残念なことがありました。それは、地元にある高知新聞が行う年末恒例の「読者が選ぶ県内10大ニュース」のことです。最終的に10大ニュースはこれから県民の投票で選ばれるのですが、その選択肢となる「2025年高知県内の主な動き」という73題の候補に、そもそものいち動物公園の話題が全くないんです!
これだけ動物たちが誕生しても、海外との交流を進めても、県民のみなさま(高知新聞記者?)には全く響かなかったという事実を突きつけられ、正直かなり凹みました。動物たちはこんなにがんばってくれたのに、それを我々がうまくアウトプットできなかったということになり大変申し訳ないです。高知新聞は地元シェアが約90%もある大帝国ですし、もちろんことある毎に情報提供して取材もしていただきましたし、特に今年2月には「所感雑感」という同紙の有名?コラムにも執筆させていただき、年始から動物園の存在をしっかりアピールできたと思っていたのでなおさらショックが大きかったですね。
まあ、年の瀬のぼやきはこのくらいにして来年のことに触れましょう。実は私、午年生まれで歳男なんです。ご存じのように指定管理の公募化もあったりして正直明るい状況とは言えないかもしれませんが、このことを機にいろいろな見直しを進めていきます。もちろん、利益を上げるためではなく、当園がさらに魅力的な場所となれるように努めます。
誰にも負けない「のいち動物公園愛」を武器に、最高の動物たち&スタッフで来年も運営していきます。どうぞ引き続き応援よろしくお願いします。































