ワオキツネザル

当園のワオキツネザルは展示場で皆さんのお目にかかる個体の他に高齢のため動物病院に入院している個体がいます。

長くケージ内での生活が続いているため、ワオキツネザルらしい行動を取り戻してもらおうと、暑さの和らいできた秋口から保育棟というバックヤードの施設に運動できるスペースを作りました。

野草が好きなので野草を育てた苗床を設置し、ワオキツネザルの本来の高いところに登るという行動を引き出すために少し高いところに休息台を設置しました。

コナツ(32歳)とアンナ(28歳)は野草を食べたり休息台の上で日光浴するなど、こちらのイメージしたとおりの動きをしてくれました。




12月に入り寒くなってきたので今時期は病院内で過ごしていますが、また暖かくなったら外に出られればと思っています。