マンドリル

 皆様、こんにちは!2024年8月30日は記念すべき、マンドリル「リンゴ」の1歳の誕生日です。
 今回のブログでは、当園で暮らすマンドリルたちをご紹介したいと思います。マンドリルは中央アフリカ(カメルーン、ギニア、ガボン、コンゴ)に生息する霊長類(サルの仲間)です。I U C Nのレッドリストで危急種に指定されており、ワシントン条約では付属書Iに掲載されている絶滅のおそれのある動物です。
 そんな危機に晒されているマンドリルですが、まだ解明させていない謎が多く残されています。動物園では少しでもその謎の解明に助力できるように、日々動物たちの健康に気を配りながら飼育を行なっています。
 さて、本題である当園のマンドリルたちのお話に戻ります。当園では現在3頭のマンドリルファミリーが暮らしています。まずは、一家の大黒柱である父親「リュウ」です。2005年10月16日に浜松市動物公園で生まれました。3頭の中では1番体が大きく、鮮やかな色彩が目を引きます。慎重な性格で、普段と違ったことがあると警戒心を露わにします。


 次に、頼れる母親「マンゴー」です。2013年7月27日に京都市動物園で生まれました。「リュウ」と比べると半分くらいの体格ですが、これまで2頭の子どもを育てている立派なお母さんです。担当者とも、積極的にコミュニケーションをとってくれます。


 最後に、今回の主役であるわんぱく娘「リンゴ」です。2023年8月30日に当園で生まれました。「リュウ」と「マンゴー」の間に誕生した2頭目の子どもで、現在は当園のマンドリル舎にて、たくさんの刺激を受けながらすくすくと成長しています。色々なことに興味津々で、警戒心の強い両親を横目に様々な動きを見せてくれます。


 次回のブログでは、「リンゴ」についてもう少し詳しくご紹介したいと思います。誕生時の様子や、これまでの成長の様子を当時の写真と一緒に振り返っていきます。マンドリルや「リンゴ」に興味を持たれた方は、ぜひお見逃しのないようにお願いします。


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