セネガルショウノガン

2021年8月14日に生まれたセネガルショウノガンの若鳥が、すくすくと育っています。セネガルショウノガンはオスとメスの模様が違うので、見た目で区別ができます。オスは首全体がグレーで、顎にひげのような黒い模様があります。メスはオスよりも体全体が茶色で、少し地味な色をしています。


左:オス 右:メス

当園では2020年と2021年にヒナが誕生しています。孵化したばかりのヒナは、敵に見つからないように体全体がヒョウ柄ですが、成長するにつれてだんだんヒョウ柄が消えていきます。2020年生まれのヒナは、生後50日ぐらいから羽の色が変わり始めました。首元がだんだんとグレーになり、時々オスの縄張り主張でもある威嚇の鳴き声も上げていました。しかし2021年生まれのヒナは、羽の色に大きく変化がありません。羽根を抜いて性判別を行い、性別を確定させますが、見た目の判断としてはメスの期待がかなり高まっています。現在高齢のメスが1羽しかいないため、これからこの若鳥が繁殖に貢献してくれることに期待しています。


2020年生まれのオス


2021年生まれの若鳥