動物病院だより

2022/2/13にベネットアカクビワラビー「のどか」が細菌性胸膜肺炎により亡くなりました。まだ2歳と若く、のいち動物公園にやってきて半年ほどでした。来園時よりお腹の袋には赤ちゃんがいて、2月初旬に体調を崩し治療を行っている間も、頑張って子育てしていました。のどかを助けることが出来ず、そしてお腹の仔は母親を失うこととなり、とても悲しく、残念です。


「のどか」のお腹の袋にいた仔どもは、現在、病院の保育器で人工保育により育てています。
母親のお腹の袋の中はとても暖かいので、保育器もいつもほかほかに暖かくしています。
飼育担当者が猫用ベッドの入り口にゴムを付けていい感じの袋を作成してくれて、いつもそこにもぐりこんで安心してひっくり返って寝ていますが、人の気配を感じると袋から可愛く顔を出したりもします。


最近では、ミルク以外に野草や青草、ペレットなども少しずつ食べるようになってきました。
草食獣なのでヤギミルクを与えていましたが、なかなか思うように体重が増えないため、先日よりイヌミルクに変更してみたり、暖かい日に短時間日光浴をしてみたりと色々試行錯誤の毎日で、食べた!下痢した!いいウンチが出た!可愛い!と一喜一憂しています。飼育係と獣医みんなで、頑張って育てています。


まだ不安はつきませんが、なんとか元気に育ってほしいです。



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