動物病院だより

鳥インフルエンザの流行が収まり、少しずつ野鳥の保護が再開してきました。
最近、四万十町よりブッポウソウという珍しい鳥がやってきました。ブッポウソウはハトよりやや小さい鳥です。
連れてきた方によると、暖かくなったら毎年やってきて地域で子育てをするらしく、そのうちの1羽が飛べなくなっていたそうです。


レントゲン検査では大きな骨折などはないのですが、両翼に傷があり出血していました。まだ傷は完治していないため安静にしつつ、自分では食べないので毎日餌の虫などを強制的に与えています。



広いスペースに出すと少しだけ飛べるようになってきていますが、まだすぐ落下してしまい、もうしばらく治療とリハビリが必要な様子です。
大きなオレンジ色の嘴と青緑色の羽がとても美しいですが、びっくりするくらい大きい声でギャーギャー威嚇して、ふいに噛みつかれると痛いし、猛獣か!と突っ込みたくなります。
まあ、可愛いですけど。。


ツバメの幼鳥もやってきました。最初は元気がなく心配でしたが、少しずつ口を開けて餌をねだるようになりました。徐々にタンポポの綿毛のような幼い羽毛が取れてきて大人と同じ羽になり、顔を下に向けて隠れていたり、口を開ける回数が減ってきたりちょっと人見知な時期もありました。枝にもとまれるようになってきたので、日光浴を開始しています。太陽の光は、特に幼い動物にとって骨やビタミンを作るのに重要なので、暑くなり過ぎないように気をつけつつ行っています。日光浴で外の景色を見るようになってから、ツバメの顔つきも何となく大人っぽくしっかりしてきたように思います。




  最近は、自分で食べる練習と飛ぶ練習をしています。

2羽とも無事に放せるように努力したいです。