動物病院だより

マレーグマのタオチイ(メス)は27歳、ワンピイ(オス)も同い年で、日本の動物園にいるマレーグマの中では3番目に高齢です。飼育下での平均的な寿命は25年くらいとされていますので、2頭はお年寄りの仲良し夫婦です。


  仲良し夫婦♪(2年前のタオチイ:右とワンピイ:左)

1年くらい前から、タオチイは時々嘔吐が見られていましたが、その頃はまだ食欲はしっかりありました。胃薬などを飲んで症状は治まる感じで、血液検査でも大きな異常は見られませんでした。


  3月頃のタオチイ

今年に入り、少しずつ痩せてきて、嘔吐の頻度もやや増えてきてきました。8月初旬に食欲の低下と活力の低下、落ち着きがなく歩き回ることなどがあり、8/24に麻酔をかけて色々調べてみましたが、血液検査では腎臓や肝臓、甲状腺などの数値には大きな異常がなく、嘔吐と食欲不振のはっきりとした原因は特定できていません。おそらく胃~十二指腸、膵臓あたりに何らかの問題があるのではないかと考えて、治療をしている状態です。


  丸太で遊んでいる様子(7月頃)

現在、タオチイは寝室で静かに過ごしており、日々食べそうなものを色々手渡しで試してみて、少量食べて、寝てしまうという感じです。


タオチイが少しでも元気になるように職員みんなで頑張っています。
ワンピイもタオチイに会えずさみしい様子なので、元気になってまた会わせてあげられたらと思います。
みなさんも応援していただけるとありがたいです。