動物病院だより

9月初旬のひどい雨が降った次の日に土佐山田町で保護されてやって来たこの鳥。
来た当初まだ幼鳥だったこともあり、いまいち何の鳥かわからず、なんか違うけど「ヒヨドリ?」という名前にして育ててきました。


口の中はピンク色、サイズはヒヨドリの幼鳥、でもなんか見たことない柄・・

現在、だいぶ成長し、自力で餌も食べるようになり、上手に飛び始めていて、そろそろ放鳥を考えていますが、いまだに何の鳥か判別できないままです。
大きさや、ぱっと見た感じ、尾の形などはヒヨドリと思われるのですが、従来のヒヨドリとは色と柄が違います。きれいな白い斑入り模様で、このような色変わりしたヒヨドリがいるのかなとやや疑問ではあります。時々、ん?ヒヨドリっぽい?と思えるような鳴き声もして、やっぱり!と思うこともありますが、まだしっかり鳴かず、結局はっきりしません。
食性はおそらくヒヨドリと同様、昆虫や果実のようで、バナナやオレンジ、梨などを細かく切って与えると好んで食べています。


手で持つとこんな大きさ


きれいな模様、だけど尾の形はヒヨドリっぽい

だんだん寒くなり、自然界の食べ物も少なくなる時期なので、もう放そうと思いますが、ヒヨドリでいいのかなぁ・・・。


顔はなんとなくヒヨドリ?

とりあえず、人間に正しく判別してもらえなくても、自分で仲間を見つけて元気に生きてくれることが一番です。。(笑)


いずれにせよ可愛い鳥です


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